こんにちは、てるてる鍼灸整骨院院長の平田です。
昨日の事ですが、新型コロナウィルスの影響で春のセンバツ高校野球が史上初の中止が決定したという衝撃的なニュースがありました。
高校野球にまで影響が出るとは思いもしませんでしたが、出場が決まっていた高校球児の皆さんはとてもショックを受けているかと思います。
私も高校球児でしたので、今回のニュースは心を痛めましたが、まだまだ終息が見えないコロナウイルスに負けずに、いつもと変わらず笑顔と元気をお届けし、「お客様の未来にこだわる」てるてる鍼灸整骨院をどうぞよろしくお願い致します。
それでは、今日のブログネタについてですが、当院でご相談される患者様の中に「足裏や踵が痛い」とご相談される方がいらっしゃいます。
特に、朝起きてふとんから出ようとして一歩目を床についた瞬間に、足裏や踵に痛みが走ると訴える患者様が多いのですが、実は足裏や踵の痛みの原因は「足底筋膜炎」の可能性があります。
足底筋膜炎の症状を和らげるためには、足裏や踵付近の筋肉を強化していく必要がありますが、ここでは足底筋膜炎の原因を知ってもらった上で、痛みが出ている箇所に対して自宅でもできるストレッチ法を動画を交えながら解説したいと思います。
足裏や踵に痛みが出る原因
足の裏や踵の痛みといっても、原因をさらに探っていくと、実は3箇所の部位で痛みが出ている事が分かっています。
まず1つ目の痛みが出ている箇所ですが、踵の部分で
画像で指を指している、「アキレス腱」のついている後ろの部分に痛みが出ます。
2つ目ですが、腓骨筋と呼ばれるふくろはぎの外側を走る筋肉で、
画像で青く表示している筋肉が「腓骨筋」と呼ばれる筋肉になりますが、腓骨筋はかかとの外側を通るようにして足裏に繋がっていますので、ふくろはぎの外側に痛みが出ます。
3つ目ですが、足底筋膜と呼ばれる箇所ですが、
画像で青く表示した部分が「足底筋膜」と呼ばれる箇所にあたりますが、ウォーキングなどで足裏全体に疲労が広がり、痛みが出ている状態です。
このような足の裏や踵の痛みといっても、ふくろはぎの外側、かかとの外側を走る筋肉の違い、部位の違いで人それぞれ症状が変わるのですが、どんな状態であっても症状を和らげるために取る対策は一つだけです。
その方法は
足の裏を走る筋肉「足底筋膜」を緩めてあげる
これだけで、症状がずいぶんと緩和されますので、ここからは足底筋膜を緩めるために自宅でも出来るストレッチ方法を紹介していきたいと思います。
足裏や踵の痛みの症状を和らげるストレッチ法
足底筋膜を緩めるために、自宅でも簡単にできるストレッチ法ですが、準備してほしいのがサランラップなどの芯を用意して下さい。
このような筒状のもので転がせるものがあれば、サランラップの芯でなくてもOKですので、自宅にあるもので代用いただければと思います。
あとは、椅子に腰掛けていただき、サランラップの芯を床に置いた状態で足を乗せて下さい。
あとは足の裏で筒をコロコロと転がし続けてくれれば、足底筋膜のストレッチが出来ます。
特に強い刺激を与えなくても十分に緩まりますが、もう少し強い刺激がほしいという方であれば、膝の上に手をついて、手で上から抑えつけて足裏へ刺激を与えてあげると良いかと思います。
動画も一緒にアップしていますので、参考にご覧下さい。
足底筋膜炎が起きる原因
足裏や踵の痛みの原因やストレッチをここまで説明してきましたが、これらの症状を総称して「足底筋膜炎」と呼びますが、足底筋膜炎が起きる原因として、
- スポーツのやりすぎによる足裏や踵への負担増し
- 長時間の立ち仕事
- 加齢による筋肉の低下
が主なものとして挙げられます。
スポーツでは、ランニングやジャンプの着地などで圧迫力と牽引力が強く働く事で、足裏や踵への負荷が大きくかかってしまい、足底筋膜に炎症が起きます。
また、立ち仕事の場合は足裏で支える時間が長時間に渡ることで、足底筋膜に炎症が起き、さらに加齢で筋肉の低下が見られると後方重心の方が増え、踵に重心が乗りすぎて痛めるという事もあります。
その他の要因として、「足首の関節が固い人」も注意が必要で、足首が固いと重心の移動が前後できず、結果的に後方重心(かかと重心)にかかりやすくなり、足底筋膜を痛めてしまうという事もあります。
また、「靴が合っていない」という可能性もあり、靴底のクッションが弱い靴を履いていると、足裏に直接衝撃が伝わってきますので、結果的に足底筋膜を痛めてしまうという事になります。
足裏や踵の痛みに対する対処法 まとめ
足底筋膜炎までいかなくても、足裏や踵の痛みがある場合は、足底筋膜をストレッチで緩めてあげるだけで症状が大きく和らぎますが、それでもふくろはぎ、踵や足裏に痛みが残るという場合は、根本的な治療を行って頂きたいと思います。
もちろん、てるてる鍼灸整骨院では足底筋膜炎の症状が疑われる患者様も、しっかりと問診させて頂き、症状の原因にアプローチし、患者様と共に痛みを和らげていくよう努めますので、お気軽にご相談頂ければと思います。
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