

三次元バランス療法の名前の由来は、「体を立体的に捉える」という考えからきています。
人間は動物であり完全なる静止状態で生活する事は出来ません。
たとえ寝ている状態であっても体を完全に静止することはありません。
この基本的な生体活動に着目し、施術する際は対象者の動きの少ない静的状態のみで情報収集を行うのではなく、動的状態も含めて施術方法を決定していく事が、この療法の特徴です。
ではなぜ、体のバランスを整える事により症状の改善が起こるのか?
身体は正常な位置から組織が逸脱すると、補正しようと脳が働き各組織に改善や代償を促します。
これにより本来の能力を発揮出来ない組織や、本来の働きではない活動を強いられる組織が反応を起こし、組織の許容量を超えた時に、体は違和感や痛みなどのシグナルを発信します。
発見が遅くなれば組織損傷が発生する事もあります。
3D療法はこの問題を発見し本来の体の機能を正常化する事が可能です。
当院独自のメソッド、3次元バランス療法について解説してきましたが、ここからは具体的なステップを紹介していきます。
ヒアリングはとても重要なステップです。今ご自分の身体がどんな状態なのか?なぜ痛みが出ているのか?という事をしっかりと確認し、お客様とも共有します。
問診を終えてから、3次元バランス療法を開始していきます。
まずは、骨盤の位置を専用のブロックを使いながら行っていきます。
骨盤を正しい位置で記憶させ、身体の左右のバランスを整えていきます。
続いて、手技を使っての調整です。
身体の状態に合わせて、身体のこわばった筋肉をほぐしていきます。
時には鍼を使ったり、テーピングで固定して痛みを和らげるように調整します。
手技で歪みを調整している様子。
鍼による施術の様子。
テーピングで固定している様子