人間の身体の部位で、私生活を送るだけでも大きな負担を負う部分の一つに肩と首が挙げられます。
肩と首は、人間の重たい頭を支える役目を果たしており、上手く支えられないと肩こりや首痛を引き起こす原因にもなってしまいます。
今回は、肩こりが起きる原因について、改めて解説した上で、肩こりや首痛にお悩みの際に、どうすれば良いのか?を解説していきたいと思います。
肩こりが起きる生活要因
日常生活や仕事で
- 椅子に浅く腰をかけている
- 長時間デスクワークをし同じ姿勢を続けている
- 椅子と机の高さや位置が悪い
- バッグをいつも同じ肩にかける
- 運動不足
で、仕事や家庭でのストレスや目の疲れを感じていませんか?実はここに挙げさせて頂いた日常よく目にする光景は、すべて肩こりの原因となります。
なぜ肩が凝ってしまうの??
冒頭でもお伝えしたとおり、人間の頭を支えているのは、「肩と首」です。
重たい頭を支えている首や、二本の腕の重さが肩に集中しているため、筋肉が凝ってしまいますが、ちなみに頭の重さは体重の約8%、両腕の重さは14%(左右各7%)もあると言われていますので、
体重60kgの人の場合だと、
- 頭の重さ:4.8kg
- 両腕の重さ:8.4kg(片腕:4.2kg)
頭と両腕の重さを足すと実に13.2kg!!!となりますので、体重の5/1程度を占めるという事になります。
1日8時間デスクワークをし、デスクワーク中を猫背などの悪い姿勢を取った状態だった場合、常に13.2kgの負荷が肩や首にかかっているという事になります。
さらに、猫背の状態や、下向きでの作業をもう少し細かく見ていくと、下向きでの作業が首の骨にかかる負荷は首の下向き角度によって、次の通り違ってきます。
- 0度→4~6kg
- 15度→12kg
- 30度→18kg
- 45度→22kg
- 60度→27kg
スマートフォンも肩こりの原因に?
首の下向き角度の違いを見てもお分かりの通り、下向きでの作業は、長くなるほど首への負担は増えていきます。
最も姿勢が悪いと27kgになりますので、これは8歳の子ども(小学3年生)がずっと首に乗っているのと同じ状態が続くという事になります。
これには、びっくりですね!!!
ちなみに、日本人が1日の中でスマートフォンを見ている時間は「2~3時間が平均」と言われています。
ほとんどの人が、首に子どもを背負っている可能性が高いので、スマートフォンによる負荷は相当かかっています。
また、骨に負担がかかっていることを考えると、骨も負担に耐えるために少しずつ変化していきます。
その結果、「変形性頸椎症」や「ストレートネック」などの疾患になる可能性があります
リラクゼーションマッサージやストレッチなどで、負担のかかっている筋肉を緩めることは確かに大切です。
しかし、マッサージを受けても症状が改善されないのは、また27kgの子どもを背負った状態でデスクワークやスマホを触ったりするからです。
だからこそ、筋肉を緩める施術だけでなく、姿勢を根本的に治していく施術が必要になってきますので、我々は肩こりや腰痛に対しての改善プログラムとして「こりケアプログラム」です。
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当院では、3次元バランス療法と呼ばれる方法で、問診(カウンセリング)から施術まで、お体の状態を見ながら施術していきます。
是非とも、この機会にお試しいただければと思います。